2月は1ヶ月が少なく、祝日が2日もあるから休みが多く感じる月です。
1番寒い月だから正直めっちゃありがたい…
しかし、今年は残念ながら11日の建国記念日が土曜日。
振替休日がなくてガン萎えです(笑)
まぁ、これを機に祝日とは何かを知るのもいいいかもね。
ということで、今回はなぜ振替休日がないのかを解説しようかなと思います。
振替休日は日曜日の場合だけ
なんで土曜には適用されないのかというと、法律で定められているのが日曜だけだからなんです。
振替休日に関する制度は「国民の祝日に関する法律」です。
この法律が制定されたのが1948年。
第二次大戦の3年後です。
当時はそもそも振替休日すらありませんでした。
振替休日の仕組みが出来たのは1973年の改正から。
ここに振替休日が日曜日だけ適用される理由があります。
改正された1973年は高経済成長期といわれた最後の年です。
バリバリに働くことが当たり前の時代に改正され、そもそも土曜日は休みって概念がなかったみたい…
私は20代後半なので、ゆとり世代といわれる世代です。
小学生の途中まで土曜日も授業があったのを覚えています。
その土曜授業が廃止されたのが2002年。
21世紀に入ってからなんです。
いや、2002年の土曜授業の廃止とともにこっちも改正してくれよ…
祝日は何のためにあるのか
ぶっちゃけ、休みは休み。
多くあるのに越したことはないって感じで祝日とは何かを考えたことがありませんでした。
みなさんはありますかね?
学校の道徳の授業とかで習うんかな…
ちなみに、内閣府のHPにはこのように記載されてました。
「国民の祝日」は、国民の祝日に関する法律(昭和23年法律第178号)により、美しい風習を育てつつ、よりよき社会、より豊かな生活を築きあげるために定められた「国民こぞって祝い、感謝し、又は記念する日」です。
内閣府HPより
我が国において大切な日や記念日に設置されているのが祝日です。
その日を後世に引き継ぐことにより日本や国民がもっとよくなるようにしようって定められた日みたいです。
私は恥ずかしながら、祝日であることに対しては感謝していましたが、その祝日の根幹になった理由に対しては全く感謝をしていませんでした。
これは考えを改める必要がありますね…
2月11日は何の日?
祝日の定義は納得しました。
今回調べるきっかけとなった2月11日がどんな日だったのかを調べてみました。
2月11日は「建国記念日」。
我が国日本が建国された日とされています。
建国の定義ですが、「神武天皇が即位した日」だそうです。
神武天皇は日本の初代天皇です。
つまり、日本の建国=天皇という存在が生まれた日というわけですね。
その日が何故2月11日なのかというと、神武天皇の即位日である紀元前660年1月1日(旧暦)を明治時代に新暦に換算したから。
ちなみに、アメリカは独立記念日の1776年、フランスが革命記念の1789年、中国が毛沢東の国家成立宣言の1949年と、他の国に比べたらかなり古いみたいです。
まとめ
今回は何故土曜日が祝日だと振替休日にならないのかを調べてみました。
さすがに法律が古すぎるのでそこは改正して欲しいですが、祝日とは何かを知るいい機会になりました。
単なる休みの日ではなく、よりよい人生を送るために重要な日でしたね。
さらに2月11日は建国記念日で、「日本」や「日本国」の定義が制定されたとても重要な記念日でした。
しかし、その背景を知れば知るほど重要性も理解した事でより振替休日を設置して欲しくなった事は心に秘めておきたいと思います()。
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